ファンタブランドとファンタプレミアムブランドの違い
今回はセミナーや顧問先でお話しする事例を、私の考察として書いてみます。
僕たちが小さい時にコカ・コーラブランドのファンタには懐かしく美味しかった思い出があります。
しかし年齢と共に疎遠になり、久しぶりにブランド研究の見地から見直してみました。
先ずはアウトラインを確認します。
全国清涼飲料連合会の発表では、炭酸飲料はここ5年程も清涼飲料水の中で1位なんですね!
しかし、ミネラルウォーター分野の急成長で(現在二位)の陰に書売れているような印象です
出典:一般社団法人 全国清涼飲料連合会
http://j-sda.or.jp/statistically-information/stati04.php
しかし2018年から19年にかけて成長が止まり減少しているのがわかります。
そんな中が新しくプレミアムファンタで新しい顧客の掘り起こそうとブランド戦略発表しました。
詳しくは、下記のサイトやプレスリリースを参照くださればと思います。
●ファンタブランドサイト
●ファンタプレミアブランドサイト
と区分けして展開しています。
これくらいターゲットと世界観を振りつつ展開するという事で、しっかりとした差別化が図れていると思います。さすがですね。
この様に、リブランディングする際ブランドマークの形状のみを残し、
その他はほとんどわからなくすること、これが出来るのはブランド資産としてファンタの価値が強いからです。このふり幅が広いほど、ブランドの魅力が引き出させるとい良い例です。
しかし、ブランド認知が低いうちに幅を広く発表すると顧客にまで浸透せず逆効果として評価される場合もございます。その場合は思い切って全く違うブランド開発がした方が、良い場合もあります。
コカ・コーラ程の大企業になると、その他に複雑な相関関係が出て来ます。
例えば。。。
プレミアムファンタの方には、良く見ると
「ミニッツメイド」のマークが付帯されています。
コカ・コーラブランドの方が親ブランドだから、
ロゴあっていいんじゃない?
という疑問が出て来そうですね?
そうやって考察すると色々発見があります!
面白いでしょ?
次回は「ミニッツメイドとファンタの関係性」を考察しようと思います。
それでは!