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COLUMN

ロコールキャラバン2025レポート ~幸せのブータン編~ 3話~

2025年10月1日

7/28 月曜日
・タクツァン僧院へのトレッキング

昨夜はしっかりザーザーと雨が降っていました。朝ごはん中もまだ雨が降っています。
みんな一様に「中止だろう」という雰囲気が漂っていたのですが、相談した結果、「行ってみる」ことになりました。
まずは、半分の地点に茶屋があるので、そこまで行ってみましょうと。
隊長や若手隊員はかなり軽装。しっかり登山靴を履いている隊員、もうすでに靴ずれを起こしてしまった隊員……色々な状況の中、2日目はスタート。

出発地点にはロバのキャラバンが待機しています。

初めはモヤがかかって見えませんでしたが……

晴れてきました!

目的地が見えました!
崖にくっついて見えるお寺です!

現地の方は「ハイキング」と言っていましたが、みんなは「登山」と言っていました(笑)!
皆さん、覚悟を決めたようですw
出発しました。
最終的には、手前に見えているカフェまでのグループと、お寺の目の前まで行くグループに分かれて登り始めました。
思いのほか高度があり、普通に酸欠になります。現地の人に合わせてしゃべりながら登るとクラクラします。
実際のところ、ハイキングと登山の中間くらいでしょうか。
皆さん、それぞれのペースで楽しんでいました。
これで一応、ヒマラヤ山脈を登ったことになるのかな。良い経験でした。

近くまで(あと600段!)向かったグループ

茶屋グループも、楽しく現地の方や外国人の方々と交流していました。


皆さん、怪我無く無事下山できました●

その後、首都ティンプーへ向かいます。
山道を越えて、終末期の信者様がいるお寺へ行こうと歩きましたが、本格的な悪路とスコールで中断し……

首都ティンプーへ。
ティンプーでは、日本でお会いした王族とビジネスになるか、
隊員からのプレゼンテーションや豪華な食事を頂きました。
本当に大きな接点と経済ギャップ。
これから益々ブータンが発展する基盤がそこにはありました。

キャラバンの面白いところは、振り幅が広いことや、
色々な角度からその地の事象を学べ、体感できることかと思います。
その分、予定通りにいかない場面も少なからずありますが、
それも旅の醍醐味だと思っています。

・夕食はご招待を受けて、Sonam Tobgay Dorji(ソナム・トプゲ・ドルジ)さんの
ご自宅へ。
チョゲル君とアーリヤちゃん、親戚のお子様も参加してくれました。

日本の介護メソッドを説明していたり

介護ロボットの説明をしたり

本当にフレンドリーなおもてなしを受けました。
ブータンが次の開発フェーズに入る前にまた戻ってきたいと思います。

次回は、3日目の医療環境や障がい者施設のお話、元健康大臣のお話をお楽しみください。

第4話に続く

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