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COLUMN

在宅ワーカーの健康管理、これって「デザイン経営」かも?

2025年7月15日

こんにちは。ロコールジャパンのグラフィック担当のちゃみです。
あっという間に梅雨が明けて、ザ・夏ですね。体調管理が大事な季節になりました。

うちは猫を2匹飼っているので、日中クーラーで27~25℃を保っており、過ごしやすい温度ですが、
こまめに水分を取り、気が付いたときに少しストレッチをしたり熱中症にならないように意識しています。

みなさんもお気を付けくださいね!

さてさて今回のテーマは「健康管理とデザイン経営(※1」、一見すると関係なさそうに見えるこの二つですが、実は密接に結びついているんです。今回は、私の実体験を交えながら、そのつながりについてお話ししたいと思います。

※1)ブランディングを経営の核として捉えるのが「デザイン経営」。簡単に言うと、デザインの考え方や手法を、単に製品やサービスの見た目を良くするためだけでなく、企業全体の経営戦略に組み込むことです。


在宅ワーカーの健康管理、これって「デザイン経営」かも?

在宅勤務、すっかり日常になりましたよね。私も例に漏れず、ほぼ在宅で仕事をしております。月に一度の出社は気分転換になりますが、片道45分の通勤時間も、かつてはちょっとした運動になっていたんだなぁと、今になって痛感しています。何しろ、在宅勤務中の1日の平均歩数は100歩未満!これ、冗談じゃなくて本当に。

以前は「通勤がないと楽だわ〜」なんて思っていたのですが、最近どうにも体調が優れない日が増えまして。座りっぱなしでほとんど動かない生活が続いた結果、運動不足からくる思わぬ不調に打ちのめされている今日この頃です。アラフォー、152cm、48キロと、数字だけ見ればそんなに問題なさそうに見えるんですが、体は正直なもので、そろそろ本気で何とかしないとマズい!と、ついに健康管理の計画をスタートさせました。

肩こりのちゃみ


私の「健康デザイン経営」が始まった!

健康管理、というと「頑張って運動しなきゃ」「食事制限しなきゃ」と、ちょっと構えてしまいますよね。でも、今回私が計画しているのは、もう少し気軽に、そして長く続けられる方法です。これって、もしかしたら最近話題の「デザイン経営」と似ているのかもしれない、なんてふと思ったんです。

デザイン経営って、単に製品を格好良くするとか、ロゴを作るということだけじゃないんですよね。顧客視点に立って、課題を見つけ、解決策を創造し、新しい価値を生み出す。そして、それを組織全体で共有し、実行していくプロセス全体を指します。

私の健康管理も、まさにこれだなと。私の顧客は「私の体」。今の体は「運動不足による不調」という課題を抱えています。この課題を解決するために、どんな「サービス」や「プロダクト」を導入し、どんな「体験」をデザインすれば、健康という「新しい価値」を生み出せるのか?

例えば、まずは現状を把握するために、スマートウォッチを導入して活動量や睡眠の質を可視化してみようかと。現状を知ることで、何をどう改善していくべきかが見えてきます。そして、いきなり高負荷な運動ではなく、まずは部屋でできる簡単なストレッチや、意識的に立ち上がる時間を設けるなど、小さなことから始めてみる。これは、ユーザー(私の体)が無理なく続けられるような「ユーザーインターフェース」を設計するようなものですよね。

また、月一度の出社日を「アクティビティデー」と名付け、意識的に階段を使ったり、少し遠回りして歩いてみたりと、非日常のイベントとして取り入れるのも良いかもしれません。在宅での運動不足を補うための、ある種の「体験デザイン」です。


成果を可視化し、改善を続ける

そして、デザイン経営で大切なのは、成果を可視化し、改善を続けること。これは健康管理も同じです。体重の推移、歩数、睡眠時間などを記録し、目標に対してどうだったのかを振り返る。もし計画通りに進んでいなければ、何が問題だったのかを分析し、新しいアプローチを試してみる。まるでPDCAサイクルを回すように、自分の健康を「経営」していくわけです。

正直なところ、運動は苦手だし、どこまで続くか不安な気持ちもあります。でも、自分の体を最高のパートナーだと考えて、どうすれば心地よく、長く働いてもらえるかをデザインしていく。そう考えると、なんだかワクワクしてきませんか?

在宅勤務で体調を崩しがちな皆さん、ぜひご自身の「健康デザイン経営」を始めてみませんか?私もこれから試行錯誤しながら、理想の「健康な私」というブランドを確立していきたいと思っています!

仕事が終わり、リラックスするちゃみ


まとめ

このコラムでは、自身の健康管理を「デザイン経営」に例え、お伝えしてみました。

  • 課題発見: 「在宅勤務による運動不足とそれに伴う体調不良」という課題。
  • ユーザー(自分)中心: ご自身の体というユーザーがどうすれば快適に、健康に過ごせるかを考える。
  • 解決策のデザイン: スマートウォッチ導入、簡単なストレッチ、出社日の活用など、具体的な行動計画。
  • 試行錯誤と改善: 記録を取って振り返り、うまくいかない場合は別の方法を試す。
  • 感性と論理の融合: データや客観的な情報(論理)だけでなく、自分の体の声や心の状態(感性)にも耳を傾けるということ。
  • 経営トップのコミットメント: 自分の健康管理に対して強い意志と責任を持ち、主体的に取り組むこと。

このように、デザイン経営はビジネスだけでなく、日々の生活の中の課題解決にも応用できる、非常に汎用性の高い考え方なんです。


デザインの力を、あなたのビジネスに

私たちが提案するデザインは、単に「かっこいいもの」や「おしゃれなもの」を作るだけではありません。あなたの会社の「らしさ」を見つけ出し、それを顧客に響く形で表現し、ビジネスの課題をデザインの力で解決していくことです。

もし今、「もっと顧客に選ばれたい」「会社のブランド力を高めたい」「新しい価値を生み出したい」と考えているなら、ぜひ一度、デザインの本当の力について考えてみませんか?私たちデザイナーは、その実現のために、皆さんと一緒に未来をデザインしていくパートナーでありたいと願っています。

いかがでしたでしょうか?「デザイン経営」について、もっと知りたい!事業に取り入れたいというあなた!
ぜひ、お気軽にお問合せください。代表の島とスタッフが、首をなが~くして、お待ちしております。

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