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COLUMN

ロコールジャパンの「デザイン」とは

2025年7月24日

デザインの広義と狭義の意味について
「デザイン」という言葉は、私たちの日常に浸透している一方で、その意味の幅は非常に広く、多義的です。
目的や文脈によって「デザイン」が指す範囲は変わってきます。
ここでは、広義の意味と狭義の意味の両面から、「デザイン」という概念を整理します。

※出典先:中小企業のためのデザイン経営ハンドブック2

広義の「デザイン」:構想・設計・問題解決プロトコル
広義におけるデザインとは、**「目的を達成するための構想・設計全般」**を指します。
見た目や装飾に限らず、問題解決のための思考やプロセスそのものを含みます。

広義のデザインの領域例:
・経営デザイン:企業のビジョン策定や事業モデル設計
・サービスデザイン:ユーザー体験を中心に据えたサービス設計
・UXデザイン(ユーザー体験設計):デジタル製品やサービスにおける使いやすさ・快適さの設計
・都市・まちづくりデザイン:空間やコミュニティの在り方を設計する活動
・組織デザイン:人材配置や組織文化の構築
・政策デザイン(Policy Design):行政や自治体が市民サービスをよりよくするための設計

これらはすべて、「あるべき姿」を構想し、実現するための戦略的な思考を含む点で「デザイン」といえます。
つまり、“課題発見→構想→実行”の一連のプロセスがデザインなのです。
ビジネスの会話上で「上流デザイン」という言い方をする場合もあります

狭義の「デザイン」:視覚的・造形的な創作プロトコル
一方、狭義ではデザインは**「視覚的・形状的な表現や設計」**を意味することが多いです。
主にグラフィックやプロダクトに関わる領域を指します。

狭義のデザインの領域例:
・グラフィックデザイン:ロゴ、ポスター、パッケージなどの視覚表現
・プロダクトデザイン:工業製品や雑貨などの形状や使いやすさの設計
・インテリアデザイン/建築デザイン:空間や建物の美観・機能設計
・ファッションデザイン:衣類・装飾品の造形・素材設計
・ウェブデザイン:Webサイトの見た目やレイアウト設計

これらは「美しさ」や「使いやすさ」といった価値を具体的な形やビジュアルに落とし込む役割を持ちます。

両者のつながりと現代的な視点
広義のデザインは、戦略・体験・構造まで含めた「課題解決のための思考と設計」
狭義のデザインは、視覚的・機能的な「表現の最適化」

現代のビジネスや社会では、狭義のデザインだけでなく
**広義のデザイン思考(Design Thinking)**が強く求められています。

また、「デザイン思考」を推進させる包括的な活動を「デザイン経営」と捉えロコールジャパンでは、事業活動を行っております。

単なる「美的センス」ではなく、「どうすれば社会や顧客に価値を届けられるか?」という視点から
構想・実行できる人材こそが、これからの時代に必要とされる「デザイナー」なのです。
ロコールジャパンは上記の両輪を使ってお客様の伴走支援を行ってきました。

近頃、やっと時代が追い付いてきた笑
と社内で冗談交じりに話をしてます。
是非、当社のデザイナーと事業をご一緒しませんか?
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