ロコールブランディング講座『ミニッツメイドとコカ・コーラブランド』
ブランディングのススメ
~イチからはじめるブランド講座~
今回のテーマは『 ミニッツメイドとコカ・コーラブランド』です
ミニッツメイドとコカ・コーラブランド
ミニッツメイド https://www.mmaid.jp/jp/home/
ミニッツメイドとは1945年、アメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストンにて創業の
高品質な果汁飲料製造ブランドの大企業。
また現在はコカ・コーラ傘下の子会社に位置します
米国のコカ・コーラ カンパニー
でも日本同様の商品展開を起こっており
コングロマリットとして果実飲料を席巻しております出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%8B%E3%83%83%E3%83%84%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%89
ミニッツメイド社自体はBtoB(企業間取引言わるる業務用)なのですが
基幹ブランド(NB:ナショナルブランドの意味)
としてもミニッツメイドを展開しております
ブランド構造上では
コカ・コーラブランドの中の
個別ブランドがミニッツメイドであり
一方で【成分ブランド】の性質も機能として持っています
【成分ブランド】とは、産業財ののように本来は消費財とは一線を画した
価値を提供するブランドです
エンドユーザーには直接エンドユーザーの手に届かないものが多いです。
例えば、デュポン社のフッ素。フッ素テフロン加工は用途に応じてフライパンになったり
歯磨き粉になったりします
この様な成分ブランドでありながら消費財ブランドを持つ部分が
ユニークですね!
例えば、何気ない飛行機内の提供ジュースとかJALのPBで
サブブランドとして
https://www.jal.co.jp/jp/ja/dom/service/n/drink/index.html
が付いてくるんですね
この場合は
JALオリジナルオレンジジュース
by ミニッツメイドになるわけです
消費者にはJALオリジナルよりもその背景にある成分が ミニッツメイドである方が
消費財として価値を得れるからです
このように表現するバランスがとても繊細に設計されないと
このような成分ブランドは成立しないわけです
もし皆さんも自社内や他社とのコラボが発生した時に
この様にわかりやすい例えを持っていると
ブランド整理や設計に役立つかもしれませんね!
今回はこの辺りで!
次回もお楽しみに◎
★弊社では地域社会や地方で頑張る皆様のブランディングのご相談を
承っております
「地域一番のお店を作りたい」
「地元に愛される発信基地になるにはどうしたらいい?」
「Iターン受入れや町おこしをどうすればいいの?」など
悩んでいる皆さまお気軽にご相談ください
★地域ブランディングの本 出版販売中★
タイトル「はたらく場所のえらび方」
出版社:ギャラクシー出版
※Amazonでのオンデマンド出版です。一般書店ではご購入いただけません
直接購入の場合はコチラよりお問い合わせください
★ラジオ大阪「はたらく場所のえらび方」の収録ストックはコチラからご視聴できます