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COLUMN

ワールドカップを戦って思う事

2024年8月7日

こんにちは!

今回のコラムは会社の事とは関係がない僕のしている競技についてお話したいと思います。

タッチラグビー(日本ではこう呼ばれていますが、世界的にはTouch FootballやTouch Footyと呼ばれてます)

~激しい身体的コンタクトはない。タックルの代わりにタッチをする、という特性がある。~(引用元:笹川スポーツ財団より)

タッチというと優しい感じがしますが強めのタッチや払いのけるタッチ、競技用のタッチは一般的なタッチとは違います。

※とてもわかりやすい倉石加奈さんのルール説明はコチラ

コロナの影響もあり今回、4年に1回開催されるワールドカップが1年延期され

代表候補の活動は丸4年 代表活動が丸1年合計5年のプロジェクトでした。

今回代表活動をノミネートするのに筋肉系関節系など様々なケガをしない身体づくりから始まりました。

中高年になるにつれ筋力は低下し筋や腱などは硬くなり柔軟性もなくなってきます。

当初はそれらを競技できる範囲に戻すことから始まりました。ずっと運動してきたので余裕かと思っていましたが

逆に身体の使い方が現状残っている能力を使えるようにかばって利用していたようで、とても大変で時間のかかる

作業でした。このあたりは又、どこかで身体づくりをテーマに書いてみたいと思っています。

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今回、ワールドカップTWC2024ENGLAND(英国ノッティンガム)に出場する事は、大きなチャレンジでした。

日本代表は年代別にカテゴリーがわかれていてオープンクラスからメンズ・ウイメンズ・ミックス(男女混合)

マスターズカテゴリーからメンズ30・メンズ40・メンズ50が日本代表エントリーの6カテゴリーです。

僕はメンズ50(M50)で出場したのですが、セレクション中にケガや家庭の事情で離脱される方落選された方

の想いなど様々なものを背負って参加しました。

結果は史上初の決勝トーナメント進出できましたが、最終順位は15国中7位でした。

結果を一喜一憂する事が僕の場合一切なかったです。

もちろん負けて悔しい、勝ってうれしいは素直にありましたが、

一言でいうなら「やりきった!」っていうスッキリした感覚の方が強かったです。

それと「ありがとう」です。

僕の場合は感謝が多すぎて大きすぎて全部伝えきれないので「ありがとう」でまとめさせていただきました。

競技をして思う事は、いくら気合いや想いが強くても自分のやって来た事しか発揮できないんですよね。

もちろんあきらめない気持ちや勝つ気持ちは標準装備として、各国代表を目指すは選手は持っています。

急に難易度の高い事をしても失敗するだけで、それを求めるより精度を上げることが大事なんです。

優勝したオーストラリアと対戦した時も順位で下回るチームと対戦した時も結果そんな感じで

自分の持てる一番の出来かどうか?が大事だった気がします。

強豪国南アフリカと最終順位を決める接戦があり、お互いその自分たちが持てる能力を惜しみなく出し合いました。

これは対戦しているとお互い感じます。

一方「ここ弱いな」という箇所がある場合や、相手選手のパフォーマンスが惜しみなく出ていなければ

そこを徹底的に攻めます。南アフリカとの試合はそういう箇所のない「がっつり組んで戦った」ような感覚でした。

南アフリカとの接戦は結果6-5で敗れました。

でも、お互い清々しい気分で大会が終われたと思っています。

僕は、競技も仕事の進め方も良く似ていてとても勉強になります。

仕事も同じことを繰り返しミスなくできる事や、

今まで出来なかったことが経験を積んでスタッフに任せられるとき同じように感じたり

プロジェクトが無事終え、お客様から高く評価を頂くとき同じように感じたりします。

コラムで沢山のことを伝えきれないのが残念ですが、世界中の人と仲良くなれるのも

こういう景色を共有できる特徴かもしれません。

最後に、スコットランド代表の選手から「おまえのユニ嫁さんが気に入って取られたわ!

また次交換しようぜ!笑」の写真。

でわまた!