医療と介護福祉のデザイン相談vol.11【今更聞けないロゴって何?】
ロゴマークを作りたい!
そんなお問合せを頂いた時に漠然と良いイメージになるから。。かな?みたいな話をされることをよく耳にします。
ロゴって何?
「ロゴ」という言葉は、主に「ロゴタイプ (logotype)」の略で、企業、ブランド、団体、製品などを象徴する視覚的なシンボルやデザインを指します。ロゴは、名前やコンセプトを視覚的に表現し、その組織やブランドのアイデンティティを表す重要な要素です。一般的に、文字(タイポグラフィ)、図形、色彩を組み合わせたもので、見る人にそのブランドを一目で認識させるために作られています。
ロゴには、以下のような役割があります:
- 識別性:他のブランドや企業と区別するために使用されます。
- 信頼感の構築:一貫したロゴの使用により、ブランドに対する信頼感やプロフェッショナルなイメージを形成します。
- ブランドのメッセージの伝達:ロゴのデザイン、色、形状は、そのブランドの価値観や特徴を視覚的に伝えます。
「ロゴ」は広告やマーケティングだけでなく、日常生活でも頻繁に目にするもので、ブランドの象徴的な存在となっています。
「ロゴタイプ」は、企業やブランドの名前や文字そのものをデザインしたものを指します。具体的には、**タイポグラフィ(文字のデザイン)**を使ってブランド名や会社名をスタイリッシュに表現する形式です。つまり、文字要素だけを使ってブランドを象徴するデザインです。たとえば、有名な企業の名前がそのままデザインされているケース(Coca-ColaやGoogleなど)はロゴに当たります。
良く聞くロゴマークって何??
「ロゴ」と「ロゴマーク」の違いは、デザインの構成要素に関する概念の違いにあります。
ロゴマーク
「ロゴマーク」は、図形やシンボルを使ったデザインのことを指します。文字を含まず、視覚的なシンボルだけでブランドや企業を表現するものがロゴマークです。例えば、AppleのリンゴのマークやNikeのスウッシュマークがロゴマークです。これらは文字を使わずにブランドを象徴するデザインです。
両者の違いのポイント
- ロゴ: 文字が中心(名前をデザイン化)
- ロゴマーク: 図形やシンボルが中心
なお、これらを組み合わせたものも存在し、文字と図形が一体化してブランドを表す場合もあります。これを「ロゴ」と「ロゴマーク」の両方を含んだシンボルマークやコンビネーションロゴなどと呼ぶこともあります。
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何となく耳にしているロゴやロゴタイプ、ロゴマーク 皆さんのクリニックや施設などで
制作をイメージする際に少し違いを機にかけて考えてみてはいかがでしょうか?
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