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COLUMN

医療と介護福祉のデザイン相談vol.4【ケアマネさんやご利用者向けのパンフレットを作りたい】

2024年10月7日

介護施設に置いてケアマネさんや地域包括センターなどでの接点の一つがパンフレット。
パンフレットをあなどるなかれ。先日も、とある社会福祉法人の方とミーティングしてまして介護施設のパンフレットは
どこもExcelで職員が制作しているので同じようなテンプレートになりがち。本当に良いのか?というご相談。
職員が使いやすくて便利なエクセル。でも、本来は表計算や管理するのに適していてパンフレットを制作するには適していません。

-パンフレットの役目

そもそもパンフレットの役目は複数の枚数の紙を折り重ねて針金などで中綴じ製本した小冊子を意味しています。
書籍のように製本されているものではなく、ホチキスで綴じられている場合などもパンフレットとなり、主な目的は
幅広い施設サービスの内容を紹介するもので、内容を掘り下げた、より詳しい情報が記載されたタイプの告知媒体です。
近頃はウェブサイトの内容を紙に編集したものではなく手渡しする為に特化した内容など工夫を凝らしてきています。

-ケアマネさんの向こう側

つまり、介護施設の先にはケアマネさんや行政窓口など様々な場所を経由して最終的には利用者様にお届けする情報源となります。
見てもらいたいのは経由する皆さんの先にアル御利用者様だという事。そうなれば、どんなパンフレットにすればよいか?

<パンフレット作りで押さえて欲しい3つのポイント>
①ご利用者様の心に響く世界観
②一言で読めるメッセージ
③シンプルで要点を捉えた説明

大きくはこの3つを押さえておく必要があります。これを編集作業といいます。

あと、御利用者様は一般消費者として多くのCMやチラシなど様々なプロの目で作られたモノになれています。
デザインに特化したソフト例えばイラストレーターというソフトウェアは世界的に有名です。
それらを参考にしながら職員で難しい場合は、専門家に頼んだ方が
結果より良い表現になる場合も沢山ございます。

つづく…