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COLUMN

建築家展示会の楽しみ方

2025年5月26日

この連休は例年と同じく民泊業務と近所の波止場でひとりの時間を楽しみました。
そして、安藤忠雄氏の展示会に行ってきました!

建築というのは私たちのブランディング業務にとって、
とても良い教材になります。

社会を見渡すと
政治やマーケット
地球規模から国や地域まで数々の事象が
日々動き続けています

あまり大きな規模でも指標を例えるのが難しいですが
良い建築物というのは、設計思想が色濃く伺えて
一度建造されると早々と変更が効かない
その為、基本設計の時点までが1つ目のヤマ場!勝負な感じです
まだここから実施設計 予算計画 構造設計などいくつもの
ヤマ場を越えて出来ていくところが醍醐味ですね。

で、今回の展示ですが安藤さんの元気な姿を見るのも楽しみにではありましたが
模型のクオリティが凄い!んですよ。

ラフ画は相変わらずラフなラフ画なんですが、これを基本設計に起こして
実施設計や模型になっていく。

ラフなラフ画と言いましたが
これが一番実は大事でこれが描けるか描けないかで
大きくその建造物が変わります。
つまり哲学だったりその建築家とか風土とか施主との関係性だったりするわけですね。
このふにゃふにゃした線が全ての源流になってるって話です。

所員さんはとても優秀なエンジニアさんかもしれませんがふにゃふにゃのラフ画が描けない人もいるかもしれません。

こういう第一人者のフニャフニャラフ画を見るだけでも勉強になります
建築家の展示会は是非そんな視点で見てみて下さい!