大阪にいながら世界を旅する「ぐるりツアー」~人と人のつながりが、新しい価値を生み出す~
読者のみなさん、お元気ですか?
ロコールジャパンで経理と民泊を担当しているじゅんじゅんです。
ブランディングの仕事に携わっていると、「良いブランドには、思わず誰かに話したくなるストーリーがある」と感じることがよくあります。
私が毎回楽しみに参加している 「大阪ぐるりツアー」 は、まさにそんな“物語の力”から生まれたイベントです。
今回のコラムはそのイベントの様子をお伝えします♪
Podcastがつないでくれたご縁
ぐるりツアーの背景には、Podcast好きな人たちのつながりがあります。
和歌山から毎月大阪ぐりぐりマルシェに出店されている“いっぷく”さんご夫妻も、その大切な存在です。
いっぷくさんとは、Podcast 行け!世界遺産と雑学の旅 が好きという共通点から知り合ったリスナー仲間。ご夫婦で配信されている ヤイヤイラジオ は、お二人の自然体のやり取りが心地よく、毎回楽しみに聴いています。
もともと、いっぷくさんが寝る前に聴いていたPodcastを横で聞いていた旦那さんの“うまやん”が、その面白さに引き込まれたことが番組の始まりだったそうです。
きっかけとなったのは、絶対に負けられないPodcast で、私も毎回配信を楽しみにしている番組です。
「好き」が人を動かし、新しい発信につながっていく。その自然な広がり方に、ブランドが育つ原点を見るような気がします。
和歌山の暮らしから生まれる、おいしいストーリー
コロナ禍に大阪から和歌山へ移住されたお二人。
元お城の古民家でカフェ「舎逢(やあい)」を営み、ご実家のお米を使った米粉のシフォンケーキや旬の果物をぐるりファームというブランドで販売されています。
毎月第2土曜日には、難波神社や丼池通りで開催される「大阪ぐりぐりマルシェ」に出店されていて、家から自転車で行けることもあり、私もご近所さんや日本語で話す会で知り合った方たちとよく買いに行っていました。
素材のおいしさはもちろんですが、
- ご実家のお米を使っていること
- 和歌山の旬を届けていること
- ご夫婦の温かな人柄
- Podcastで感じる親しみやすさ
こうした背景を知ることで、シフォンケーキの味わいがより特別なものになります。
「ちょっとしたイベントにしよう」が、ぐるりツアーの始まり
このマルシェには、アジア幸せ特急 のパーソナリティである“旅ラジオの部長”も和歌山から参加されていました。
部長がうまやんとランチをし、いっぷくさんのお昼ご飯をテイクアウトしているという流れから、
「せっかくだから、みんなで楽しめるイベントにしてみよう」
というアイデアが生まれ、「大阪ぐるりツアー」がスタートしたそうです。
大きな企画書があったわけではなく、仲間同士の何気ない会話から生まれたイベントが、たくさんの人をつなげています。
世界の料理を通して、その国の世界観に触れる
ぐるりツアーでは、各国料理店を訪れます。
- ベトナム
- インドネシア
- ミャンマー
- ネパール
- タイ
- モンゴル
- トルコ
- セネガル
などなど
料理だけでなく、インテリア、音楽、香り、接客、メニューのデザインまで、その国の世界観が表現されています。
ブランディングの視点で見ると、お店そのものが「その国の文化を体験できるメディア」になっているように感じます。
「異国飯」をもっと深く楽しむ
部長が愛読しているのが、山谷剛史 さんの著書 異国飯100倍お楽しみマニュアル。
料理を食べるだけでなく、その背景にある歴史や文化を知ることで、楽しみ方が何倍にも広がる一冊です。
先日、部長の発信をきっかけに和歌山のタイ寺院で開催された Songkran ソンクラーンのお祭りに参加した際、偶然にも山谷さんご本人とお話しする機会がありました。
さらに、この本を扱っている 本町文化堂 の方ともお会いし、まるでPodcastの世界と現実がつながったような不思議な感覚になりました。
余談ですが・・・身近なところにも、著者がいます
そういえば、わが社の“人間社長”こと 島直哉 も、実はAmazonで本を出版しています。
はたらく場所のえらび方~地域を活かすこれからのパーソナルブランディング~
旅や暮らし方、働き方を通して価値を発信するという意味では、ぐるりツアーともどこか共通している気がします。
ブランドは、人の心を動かす物語
いっぷくさんご夫妻の暮らし方、Podcastでの発信、部長の企画力、各国料理店の世界観、そしてそこで出会う人たち。
ぐるりツアーには、「好き」がつながり、「共感」が広がり、「また参加したい」という気持ちを生む要素がたくさん詰まっています。
ブランディングとは、ロゴやデザインを整えることだけではなく、人の心を動かし、「誰かに話したい」と思ってもらえる体験をつくること。
大阪ぐるりツアーに参加するたびに、その原点を思い出します。
大阪にいながら世界を旅する
海外に行かなくても、大阪には世界があります。
そして、その世界を案内してくれるのは、旅好きで、人が好きで、発信することを楽しんでいる仲間たち。
大阪ぐるりツアーは、異文化を楽しみながら、人とのつながりの面白さとブランディングの本質を学べる、私にとって特別なイベントです。
世界を感じたその先に、「実際に行ってみる」という選択肢も
大阪ぐるりツアーの魅力は、大阪にいながら世界の文化を体験できることですが、その楽しさをさらに一歩進めた企画もあります。
それが、私たちの会社で企画している 「ロコールキャラバン」 です。
ロコールキャラバンでは、現地の暮らしや文化、人々との交流を通して、その土地ならではの魅力を体験します。
観光地を巡るだけではなく、
- 現地で活躍する人の話を聞く
- ローカルな暮らしに触れる
- その土地の価値観や文化を体感する
といった、より深い旅を目指しています。
2025年にはブータンを訪れ、「国民総幸福(GNH/Bhutan Gross National Happiness)」という考え方に触れる旅も実施しました。
ブータンキャラバンの様子はこちらのコラムをご覧ください→ブータンキャラバン
参加された寺西さんのコラムもぜひご覧ください→寺西さんのnote
大阪ぐるりツアーが「身近な場所で世界への扉を開く体験」だとしたら、ロコールキャラバンは「その扉の向こうへ実際に足を運ぶ旅」といえるかもしれません。
2026年秋にはメキシコへのキャラバンを企画しています。
ちょっと気になりますか?こちらのページをぜひご覧ください→メキシコキャラバン
日常の中で異文化に触れることも、実際に現地を訪れることも、どちらも視野を広げ、新しい価値観に出会うきっかけになります。
世界は遠いようでいて、意外とすぐそばにある。
ぐるりツアーとロコールキャラバンは、そのことを楽しく教えてくれる取り組みのように感じます。