近頃、想う事。(正解のない時代について)

久しぶりにコラムを書こうかと思いまして、近頃の想いでも書いてみようかと思います。

「最近、なんだか世の中の移り変わりが早すぎて、次に何をすべきか迷ってしまう……」
今、そんなふうに感じてられるとしたら、それは僕らもおんなじです。

私たちは先の見えない、いつの世もそうでしょうが正解のない時代を生きています。毎日のように新技術やトレンドが生まれ、気がつけば新しい変化の波が押し寄せてきてます。そこには、AI(人工知能)をはじめとする便利なツールがどんどん登場し、「これからはAIに仕事が奪われるのではないか」「自社でも早く導入しなければ取り残されてしまうのではないか」と、焦りや不安を抱える方も少なくないはずだと思います。

偉そうなことを言っている私たちも、全く同じです。
日々、ブランド開発や商品企画を通じて中小企業の皆様の挑戦と向き合っていますが、私自身、毎日が模索の連続です。5年後の未来を必死に想定し、「自分たちが在るべき姿」を今までのスタイルの先にどう変化していくか?まさに七転八倒、泥臭くあがき続けている状態です。

いつ、どう世界が変わるのか。明日、自社を取り巻く環境がどう一変してしまうのか。完璧な答えなど誰にも分かりません。だからこそ、私たちも決して一人で進んでいるわけではなく、たくさんの方々に支えられ、専門家のアドバイスや外部ブレーンのサポートをいただきながら、一歩ずつ変化しながらへ進んでいるのが生の実態です。

そんな時代だからこそ、私たちが一番大切で、決してブレてはいけないことがあります。
それは、自分たちの「存在意義(パーパス)」、つまり「自社らしさの根っこ」を信じることです。

自分たちはいったい誰のために、何をお届けしたいのか。どんな想いで、伴走しているのか。ここさえしっかりと見つめていれば、たとえどんなに強い時代の風が吹き荒れても、簡単に倒れることはありません。

たとえば、AIや最新のテクノロジー。これらは、私たちの仕事を奪う脅威ではなく、自分たちの「想い」を形にし、より深くお客様へ届けるための、「メンバー」になり得るからです。

これまで職人技や個人の経験に頼っていた部分、情報整理といった部分は、AIの得意分野として割り切ってサポートしてもらう。そうすることで、私たち人間にしかできない「お客様を喜ばせたい」「この地域を元気にしたい」という一番あたたかい気持ちや、人と人との深いコミュニケーションに、大切な時間と情熱をたっぷりと注げるようになります。
AIを恐れるのではなく、自分たちの「らしさ」をより輝かせるための強力な味方として付き合っていくこと。それこそが、これからの時代を生き抜く中小企業にとっての、大きな強みになると思っています。

ロコールジャパンはこれまで、海外での経験や生活者目線でのモノづくりを通じて、多くの企業様の「自社らしさ」を言葉にし、世界観をデザインするお手伝いをしてきました。
技術がどれだけ進化し、世の中がデジタル化しても、最後に人の心を動かし、深い絆を作るのは、やっぱり「つくり手のあたたかい想い」であり、「その企業や土地が持つ固有のストーリー」です。それだけは、どれだけ高性能なAIであっても、絶対に真似することができません。

私たちロコールジャパンは、同じように未来を模索し悩みながらも前を向いて生き抜こうとしている皆様の伴走者でありたいと思っています。

もし、日々の変化に少し疲れてしまったり、自社の進むべき方向に迷ったりしたときは、どうか一人で抱え込まずに、皆様の心の中にある「想いのタネ」を見える化させどのような未来をブランディングしていくか、一緒に悩み、一緒に考えていきたいと思っています。私たちが持つブランドづくりのノウハウやデザインの力、そして皆様の熱い想いを掛け合わせることで、きっと、お客様と繋がれる未来の輪郭が見えてくるはずです。

これからの予測できない時代を、不安なものではなく「自分たちだけの新しい物語」に変えていくために。私たちはこれからも皆様の挑戦を全力で応援し、どこまでも共に歩んでまいります。

島直哉
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