猫とブランディング 〜共感が生むつながり〜
経理担当のじゅんじゅんです。
今回はオリジナルグッズのお話や、ブランディングについてなどのお話をさせていただきます。
ブランディングという言葉を聞いて、どんなイメージがわきますか?
何か難しそう・・・
高級ブランドや大企業ならできるだろうけど・・・
特別なマーケティング戦略が必要なんじゃないかな・・・
などなど・・・
難しく考えてしまうかもしれませんが
私達が考えるブランディングを表現するとしたら
「大切にしている想いを、どう伝えるか」と言ってもいいかもしれません。
例えばこれもブランディングと言えるのではないかというお話をします。
私たちは保護猫たちと一緒に日々働いています。
そんな環境なので、猫好きな人が集まるようになりました。
空き部屋を活用した猫と過ごせる民泊もスタートしました。
宿泊された方から、「ここに泊ると猫のいる暮らしがもっと好きになる」「猫がいると幸せな気持ちになる」という声をよく聞きます。
ブランドは「共感」で広がる
そんな中、近所で保護猫施設をオープンしようとされていた方からブランディングのご相談をいただき、お手伝いすることになりました。
サポートしていく中で、「共感」がブランドの大きな力になったと実感しました。
「この施設を応援したい!」と思う人が増えれば、支援の輪がどんどん広がります。
それは私たちの民泊にも言える話です。
ただ宿泊場所を提供するのではなく、「猫が好きな人が幸せな気持ちになり安心して泊まれる場所」として共感を生むことで、自然と猫好きの方が集まっているのではないかと感じます。
グッズで伝えるブランドのメッセージ
「ねこ社長こいも」から始まったブランディングストーリー
「ねこ社長こいもの生活」というブログが、私たちのグッズ制作の原点です。
「ねこ社長こいも」とは、私たちが初めて保護した猫のことです。人間の社長(島)もブログを書いていましたが、こいものブログの方がランキング上位になり、人間社長はこいもに“社長”を譲りました。
こいもは体が大きく長毛で、リードをつけて毎日パトロール(散歩)し、事務所の椅子や机で爆睡するのが日課です。 その姿を写真と文章で記録したブログには、やがて「写真集が欲しい!」というファンの声が。
私たちのブランディングというお仕事の中でカタログもよく制作しているので、「私たちのできることを、ファンの皆さんが喜ぶ形で表現しよう」と考え、写真集+カレンダー+ねこ社長のプロフィールや日常をまとめた記事+会社の様子がわかる記事を載せた小冊子の制作をスタートさせました。
小冊子制作にチャレンジ
人間社長は独学でグラフィック制作を学び、そのスキルが評価されデザイン専門学校の非常勤講師としても活動していました。手描きで作業することの多い絵本コースの学生へ向けたパソコンでのグラフィック制作の授業をを担当していました。非常勤なので、常勤の講師の方がサポートしてくださっていました。その方は出版社勤務のご経験のある方で、保護猫だけでなく保護犬と保護うさぎと一緒に暮らしてらっしゃる、この上ない小冊子制作のアドバイザーでした。出版はまだ未経験だった私達は協力をお願いし快くご承諾いただき、一緒に小冊子のプロジェクトをスタートしました。
ブログから広がるブランドの力
この冊子はvol.3まで制作し、その中には「にんにく醤油の制作秘話」、「フライデーにフライデーされた話」、「ねこモデルになった話」、「こいものタオルハンカチ誕生エピソード」なども掲載されています。
タオルハンカチは、タオル業界の方のご縁から生まれた商品で、ファンの皆様にもご好評いただき、現在も販売中です。
これらはそれだけでコラム1本書きたくなる思い出深いエピソードです。
冊子に書かれているので、ぜひ読んでいただきたいです!
「コイモ商店」というwebショップで冊子も販売中です!ちょっと覗いてみませんか?
~きまぐれあきない~
コイモ商店
https://coimo.shopselect.net/
(売り上げの一部は保護猫施設へ寄付しています)
保護猫が1匹から2匹となり、3匹になったと思ったら4匹に増えました。
オリジナルグッズも冊子やタオルハンカチの他にTシャツ、マスキングテープ、ステッカー、ねこだるまシリーズなど増えていっています。
それらをゲストルームの一角で展示販売していたのですが、ショップコーナーを作り販売するのはどうかという案が出て、スタッフみんなで屋台のようなリアルコイモ商店を制作することになりました。
制作の様子を綴ったコラムがありますので、ぜひそちらをご覧ください。
こいも商店のショーケース作ってます
媒体はブログからInstagramへ移行し、更に世界中の猫好きな方々と交流できる環境で情報を発信しています。
ブランディング
ブランディングは、大企業だけができるものでしょうか?
猫たちの話を読んでくださったみなさんは、どんな方にでも活用できる手法の一つとわかっていただけたのではないでしょうか。
このような経験をしてきた私達だからこそ何かお役に立てるんじゃないかな思いっています。
2025年は私達の成功例や失敗談などを全国各地で公演させていただきたいと思っておりますので、個人の方、グループの方、企業のご担当者様など、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせくいただけると幸いです。
こちらのコラムもぜひご覧ください。
2025年はコレ目指します!
お問い合わせはこちらからどうぞ!
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ここまで読んでくださりありがとうございました!
ではまた次回のコラムで!
どうぞお楽しみに♪