ロコールブランディング講座『3タイプの近代ブランドの誕生~革新編~』
ブランディングのススメ
~イチからはじめるブランド講座~
今回のテーマは3部作『3タイプの近代ブランドの誕生~革新編~』
近代のブランド史では様々な産業革命の後によって様々な革命がおこります
その中には
パッケージ(容器)や包装材を
用いた商品が飛躍的にブランドビジネスの基盤を
作ることになります
時代はおおよそ1870年以降から進化を遂げます
今回の事例はその
「味の素」を参考に出してみます
味の素は皆さんも良く聞いたことのある日本を代表する調味料です
100年以上も前の1907年鈴木三郎助が製薬会社を設立
そこでグルタミン酸ナトリウムの製造特許を取得し販売しだします
うまみ成分の化学調味料として今までにない食用調味料が世に出回ります
当初画期的ではあるものの非常にコスト高で思うように売れない
まま販促・広告に力を入れていきます
その後瓶入りで認知度が少しづつ
拡大していく訳です
しかし「味の素」が爆発的に認知ブランドになっていくのは
実は40年以上後の話なんです!
1951年に
瓶入りから
穴付き容器のふりかけ式にしてから
なんです!
そうなんですよ
基材は当時画期的な化学調味料であったのですが
ブランドとしてイノベーティブな役割を担ったのは
「使いやすい容器」だったんですね
この様にいくら良いものを製造しても
顧客へのアプローチや利便性を形にしないと
ブランド認知が進まないという事です
今日はこの辺りで!
次回は 巨大企業の
近代ブランドを書いてみます
お楽しみに★
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